地政学の論理―拡大するハートランドと日本の戦略
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この本が正しいと思えば思うほど、歯がゆくなるのが今の日本
日本の安全保障の将来
日本の独立を望む保守派必見の書
英米系の叡智に学ぼう
発売日:2009-05
ランキング:60776位

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「地政学の論理―拡大するハートランドと日本の戦略」のレビュー・感想

【この本が正しいと思えば思うほど、歯がゆくなるのが今の日本】
私は、初めて中川先生の本を読みその見識の深さに、目の覚めるような思いがしました。現在の日本が、かつての日清・日露の両戦争を同時に抱え込む以上の、困難な局面に立とうとしていることなど、この国の誰人が知っていようか。

世の中に警世の書と呼ばれるものは数々あふれているが、地政学という学問的な方法論をもって証明しているのはこの本しかないと思った。

憂国の書のような感情に訴える類の本ではなく、本書の科学的な知見を駆使した戦略論の洗礼を受ければ、国民はかつての幕末の志士のように愛...

【日本の安全保障の将来】
マッキンダー/スパイクマンを具体的に歴史の事例を引いて解説してあり分かり易い。
同じ中川先生の日本核武装の選択や亡国の東アジア共同体も読むと日本の有るべき外交/安全保障が見えて来る。

【日本の独立を望む保守派必見の書】
 日本が現在直面している危機を地政学的見地から見直し、従来の歴史観を覆す衝撃の書。昭和の戦争は、ソ連の南進を食い止めたい陸軍を無視し、海軍が南進して勝手に始めた戦争であり、ソ連型の統制経済を範とした官僚主義の結果という別宮暖朗氏の主張がある。
 本書はさらに見方を深め、海軍が南進したのは太平洋を渡ってくるマハン流の米海軍を恐れ、海軍がソ連のコミュニストに洗脳されていたからだと主張する。著者の主張の主眼は、米海軍のフィリピン到達こそがソ連(ロシア)というハートランドの縦深性に対抗する、シーパ...

【英米系の叡智に学ぼう】
中川八洋さんの芸風は、歯に衣を着せぬ直言と毒舌です。その毒舌では、国益に害する輩に対しては「共産主義者」と罵倒します。これに関しては、他のレビューで批判されていますが、中川さんの決めゼリフなので、どうこう言うことはないでしょう。本書の中の「ロシア民族をひとり残らず殺害するしかない」云々という表現が槍玉にあがっているようですが、これはロシア民族の性情は決して変わらないから、彼らの変化を期待するのではなく、日本が対露防衛をするしかない、ということの強調表現です。この毒舌を取ったら、中川ファンの楽...