小泉政権―非情の歳月 (文春文庫)
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メディアコントロール。
異形の小泉政権の本質
この後味の悪さは、あまりにも奥深さを感じさせなかった小泉政権の隠されたテイストなのかもしれない
すべて事実なら凄いです
発売日:2006-08
ランキング:162159位

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「小泉政権―非情の歳月 (文春文庫)」のレビュー・感想

【メディアコントロール。】
ワイドショー政治と呼ばれた小泉政治。
メディアが面白おかしく伝えても、
投票率は未だに低いまま。
何も変わっていない。
傍観者になっていただけ。
メディアも日本人も。

変化は急激にはやってこなくて、
いつの間にかいろんなことが変わってる。
たとえ変わったとしても何も変わらないように感じてしまう。
日本人は与えられたものに対応することに長けているから。

すばらしいメディアコントロールでした。

【異形の小泉政権の本質】
小泉内閣に寄り添った人々(飯島勲秘書官、田中真紀子元外相、実姉小泉信子、元義兄)の観察を通じて、小泉政権の本質を浮き彫りにしようとする。
特に、飯島秘書官と小泉信子については、素顔を知るものが少なく、本書の価値の大半はその2人のレポートにある。
田中真紀子の研究や、著者の小泉純一郎観、小泉政治批判などについては、特段目新しいものではないが、本書全体のメッセージは強い説得力を持っている。
著者は政治評論家や政治記者ではなく、人間そのものを追いかけてきたノンフィクション作家。著者が...

【この後味の悪さは、あまりにも奥深さを感じさせなかった小泉政権の隠されたテイストなのかもしれない】
『小泉純一郎 血脈の王朝』を文庫化にともない改題した作品。なんで、こんな風に改題するのか、商業的理由以外は思いつきません。二度買いさせるつもりでしょうか。ちょっと版元の良心を疑いますね。内容も小泉政権を問題にしたというよりも、小泉首相をとりまく飯島秘書官、田中真紀子衆議院議員、実姉の小泉信子さんという三人に焦点を当て、そこから逆に小泉純一郎個人の輪郭を浮かび上がらせようというものだし。

 それはさておき、その手法そのものも成功しているとは思えません。実際にインタビューに成功したの...

【すべて事実なら凄いです】
この文庫は第1章の飯島勲と第3章の小泉信子に価値があると思う。
政治家の近辺の人物には名誉毀損などの危険もあり
切り込めないものです。
飯島氏の経歴は本人にとって負の情報も多く
文庫化するのは大変なことだと思いました。
長期化した小泉政権には凄まじいまでの
異形の結束があることを学びました。